パリ五輪に出場した体操の日本代表が８日、羽田空港着の航空機で帰国し、記者会見を行った。橋本大輝（セントラルスポーツ）は個人総合で６位に終わり、連覇には届かず。団体総合では、あん馬で落下こそあったが、鉄棒の最終演技者として金メダル獲得に貢献した。「団体金メダルを獲得することができて、本当に今、幸せです。個人総合、鉄棒も金メダルを狙っていたんですけれども、そこは惜しくもかなわずというところで悔しい結果もありましたが、チームのために戦えて、持ってないメダルを獲得することができたので、みんなのために戦えてよかったと思ってます」とすがすがしい表情だった。
けがに苦しみ、試練のパリ五輪でもあったが「東京を終えて３年間、このパリのために頑張ってきて良かったなと思える大会でしたし、すごく応援してもらえたおかげで団体金メダルを取ることができました。最後、試合をやってるうちに、あきらめないことは本当に大事なことなんだなっていうことを試合を通して学ぶこともありました」と得たものは大きかった様子。今、やりたいことは「行き先は決まっていないですけど旅行にいきたいです」と話していた。