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【巨人】杉内俊哉コーチ「今年一番、二番にいいボールでした」完封勝利の戸郷翔征をたたえる

スポーツ報知 2024年8月8日 22時56分

◆JERAセ・リーグ 巨人5―0広島(8日・東京ドーム)

 巨人・戸郷翔征投手が今季2度目の完封勝利を飾り、8勝目をゲットした。

 大瀬良とのノーヒッター同士の対決で、初回は3者凡退スタート。2回は2死一、三塁を招いたが、会沢を中飛に仕留め、ピンチを脱した。3回以降は相手に二塁すら踏ませず。直球にスライダー、フォーク、カーブを交えながら安定した投球を展開した。

 バットでも躍動した。1点を先制した後の7回無死満塁。大瀬良の初球を振り抜き、打球は左前で弾んだ。左翼・末包の後逸もあり、走者一掃で自身も一気に三塁まで到達(記録は左前適時打と失策)。今季初安打が自らを助ける大きな追加点となった。

 9連戦3戦目で前日7日は延長12回を戦っていた中、一人で投げ切った右腕。杉内投手チーフコーチは「すごく助かりました。今日も中継ぎ陣を使うと明日使えなくなるピッチャーが出てくるので」と目尻を下げ、「真っすぐも良かったし、フォークもいいところに落ちていましたからね。今日は今年一番、二番にいいボールでしたね」とたたえた。

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