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グレコ金の日下尚、名前の由来となった高橋尚子さんと対面「いざ目の前にいるとあれなんですけど…」…パリ五輪

スポーツ報知 2024年8月9日 0時58分

◆パリ五輪 第14日(8日)

 レスリング男子グレコローマンスタイル77キロ級で金メダルを獲得した日下尚(三恵海運)が8日放送のTBS系「news23」(夜・11時)に出演。自身の名前(尚=なお)の由来になった2000年シドニー五輪女子マラソン金メダルの高橋尚子さんと番組内で対面した。

 冒頭で日下はTBSスペシャルキャスターの高橋さんから「初めまして、なんですけど、そんな気持ちにはならない気持ちです」と“あいさつ”された。金メダルの感想を問われると「夢なのか現実なのかわかんなかったんですけど、時間たってずっと自分の首にかかっているんで俺のもんなんだなって思いました」と語った。

 その後、優勝直後のインタビューで「最高に楽しい6分間でした」と、シドニー五輪で金メダルを獲得した直後の「すごく楽しい42・195キロでした」という高橋尚子さんの名言をまねた件について言及。高橋さんが「準備してました?」と質問すると「そうっすね。はい、いざ目の前にいるとなんかあれなんですけど…」と照れ笑い。続けて「憧れじゃないですけど名前のアレで。尊敬する、尊敬っていうか、それ以上の存在っていうか。追ってきた存在なので言いたかったですね」と発言の狙いを明かした。そして「ちゃんと優勝してお会いするっていうのが自分のゴールだったのでめちゃうれしいです、今」と正直な気持ちを口に。名前については「母がファンっていうか好きで名前をつけてもらった」と明かし、年齢を重ねるにつれて金メダリストの名前だと意識したという。

 自身の“後継者”となった金メダリストに高橋さんは「24年前の、この思いを引き継いでくださったと、そんな思いでうれしいんです。日下選手も、こういう姿を見てまたもっと子どもたちにも広がっていく、そんな思いがあります」と話すと、日下も「そうですね。自分自身も、高橋尚子選手が優勝して、今の僕が優勝できたので、他の子どもたちにも影響を与えられるような存在になれればなと思っています」と共感していた。

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