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大谷翔平打率2位転落で三冠王&トリプルスリーへ正念場 ドジャースも2位パドレスと2・5ゲーム差に

スポーツ報知 2024年8月9日 6時58分

◆米大リーグ パイレーツ6―7パドレス(8日、米ペンシルベニア州ピッツバーグ=PNCパーク)

 ドジャースは8日(日本時間9日)、試合がなかったが、打率3割2厘の大谷翔平投手(30)はリーグ2位に転落した。22、23年首位打者のルイス・アラエス内野手(27)=パドレス=が敵地・パイレーツ戦で5打数2安打1打点で打率を3割3厘に上げてナ・リーグ打率トップに浮上した。

 大谷は、5日(同6日)の本拠地・フィリーズ戦で34号を放つなど3打数2安打2打点だったが、その後の6、7日の同カードでは出塁すらなし。2試合で9打数無安打と抑え込まれ、7月初めに3割2分あった打率も3割2厘まで下がった。34本塁打は2位のオズナ(ブレーブス)と1本差の1位で、81打点はオズナに7差の2位。リーグ3位で自己最多を更新する32盗塁をマークしており、残り47試合で三冠王(首位打者、本塁打王、打点王)、トリプルスリー(3割、30本塁打、30盗塁)も視野に入っているが、正念場に入ってきた。

 フィリーズに2連敗を喫するなど、直近13試合で5勝8敗と勢いに乗れないドジャースは、これまでナ・リーグ西地区を独走していたが、6月20日に最大9ゲーム差だった2位との差が、この日、2位パドレスが勝ったことで「2・5」まで縮まった。3位ダイヤモンドバックスも3ゲーム差。13年から11年連続でプレーオフに進出し、13年以降の11年間で21年を除く10度地区優勝に輝いているド軍は踏ん張り所だ。

 ドジャースは8日(同9日)は試合なし。9日(同10日)からは本拠地でパイレーツと3連戦が組まれ、21日(同22日)までパイレーツ、ブルワーズ、カージナルス、マリナーズと13連戦が予定されている。

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