ＴＢＳの安住紳一郎アナウンサーが９日、月曜から木曜日で総合司会を務める同局系「ＴＨＥ ＴＩＭＥ，」（月～金曜・午前５時２０分）にＶＴＲ出演した。
同局系「パリオリンピック２０２４」の総合司会を務める安住アナ。この日の番組では前日に続きＶＴＲでパリ五輪の国際放送センターからリポートした。
安住アナは「過去２回は正直どうでもいいリポートで申し訳ございませんでした」とし「これが本物のリポートです。オリンピック商業主義の闇に迫ります」とカメラに顔面を思いっきり寄せて予告した。
その中で五輪の映像を各国に分配するＯＢＳ（オリンピック放送機構）を訪問し、技術統括のイシドロ・モレノ氏にインタビューした。
８３００人が勤務しているＯＢＳ。モレノ氏は心がけていることを聞かれ「オリンピックのムーブメントを起こすことが私たちの目標です。アスリートのためにもスポーツのすばらしさを世の中に伝えていくことが大切だと思っています。それがオリンピックの精神です」と答えた。
安住アナは「放映権料が高くなっていますけど、どうにかなりませんか？」と質問。これにモレノ氏は「その現状は理解できています。私たちは権利を購入した放送局に対してシンプルかつ見やすい映像を作るためにこのような大きな設備を作りサポートしています」と述べた。このインタビューに番組はナレーションで「安住は満足げだが核心には迫れなかった」と伝えていた。