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1600Mリレーは日本新で予選突破!佐藤拳太郎ら“マイル侍”が激走で初のメダルへ好発進…パリ五輪

スポーツ報知 2024年8月9日 18時41分

◆パリ五輪 第15日 ▽陸上(9日、フランス競技場)

 男子1600メートルリレー予選で日本(中島 佑気ジョセフー川端 魁人ー佐藤 風雅ー佐藤 拳太郎)は日本新記録となる2分59秒48で予選1組で4着となり、タイム順で決勝進出を決めた。

 個人種目の400メートルでは昨年、佐藤拳太郎(富士通)が44秒77をマーク。高野進の持っていたトラック種目で日本最古の日本記録、44秒78を32年ぶりに塗り替える大快挙を成し遂げるなど、飛躍を遂げる注目種目だ。ただ、今大会では佐藤拳、佐藤風雅(ミズノ)、中島佑気ジョセフ(富士通)がまさかの予選敗退。敗者復活レースもあったが、全選手1600メートルリレーに合わせるため出場を見送っていた。

 22年世界選手権(オレゴン)は佐藤風雅、川端魁人、ウォルシュ・ジュリアン、中島佑気ジョセフで臨み19年ぶりに進出した決勝で銅メダルまで0秒79のアジア&日本新の2分59秒51で、4位入賞の大健闘だった。パリ五輪出場枠を獲得した今年5月の世界リレー(佐藤拳、佐藤風、中島、川端)は、バトンミスがあった中で銅メダルにわずか0秒04差の4位。現実味を帯びる五輪初の表彰台入りへ、佐藤拳は「パリでは数段強いマイルチームをお見せできる」と自信を見せている。

 期待された昨年の世陸は予選敗退。試合後は3時間近くミーティングし「目標へのベクトルを同じに向ける」と佐藤拳は説明。全員が「メダル」というターゲットを再認識した。攻めのレースを貫き、悲願のメダル獲得を狙う。

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