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柚希礼音、「ずっと舞台に立ち続けてきたと感慨深い」芸歴25周年飾る“感謝”の「REON JACK」開幕

スポーツ報知 2024年8月9日 21時0分

 元宝塚歌劇星組トップスターの女優・柚希礼音が9日、東京・ヒューリックホール東京で芸歴25周年を飾るソロコンサート「REON JACK5」(11日まで)の初日を迎えた。

 2016年に始まり、5回目の開催。「芸歴25周年の年に『REON JACK5』ができることを、本当にうれしく思っています。私にとって宝物のような『REON JACK』が5まで来られたことがうれしいですし、節目の年にできるのも、応援してくださるお客さまのおかげ」と感謝。「ラインダンスの時から25年、ずっと舞台に立ち続けてきたんだなと感慨深い思いがあります。山あり谷あり、いろいろな時があって、いい時も悪い時もあって。退団後も道に迷ったりしながら一歩一歩、歩んできたんですが、たくさんの皆さんが背中を押して支えてくれた。簡単な25年ではなかったですが、感謝の気持ちでいっぱいです」と喜びをかみ締めた。

 汐月しゅう、天寿光希、麻央侑希、綾凰華という宝塚時代を歩んだ元星組の4人が初参加。「思い出がたくさんで、思い出話をいっぱいしながら稽古をしていました。4人の後ろにも何十人、何百人というぐらい、たくさんの人の思い出がよみがえります。9年ぶりぐらいの共演なのに、一瞬であの時に戻れる。さらに絆が深まったような感じがします」と喜びをかみ締めた。

 注目ポイントは宝塚メドレー。「なかなか宝塚の曲をしてこなかったんですが、今回は節目の年なので、『REON JACK1』のような温かみのあるコンサートにしたい」と意気込んだ。

 パリ五輪の注目のシーンには、柔道の阿部一二三・詩の兄妹(きょうだい)を挙げた。「詩ちゃんの試合を見ていたら、一緒の気持ちになりますね。これに、どれだけ懸けてきたんだろう…。オリンピック選手の全員に金メダルを渡したいぐらいです。ここに来るまでどれだけ大変だったかということを、感動しながら見ております」と話した。

 加藤和樹、黒羽麻璃央、西川貴教、夢咲ねね、井上芳雄、大貫勇輔が日替わりゲストとして出演する。大阪公演は29日から梅田芸術劇場シアター・ドラマシティで。

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