◆第106回全国高校野球選手権大会第3日目 ▽1回戦 南陽工―菰野(9日・甲子園)
三重大会準決勝、決勝に続きスタメン全員2年生で聖地に挑む菰野が先制した。
初回、1死一塁で3番・加瀬大雅内野手(2年)が、カウント1―1の3球目で右前安打を放った。一塁走者はスタートを切っており、1死一、三塁のチャンスを作った。
続く4番・野田親之介内野手(2年)は投ゴロで一塁走者は二塁でアウトとなったが、遊撃手の一塁への送球が乱れ、三塁走者が生還した。2、4回にもそれぞれ1点を加え、菰野が3―0とリードを広げた。
2005年、08年と夏の甲子園に出場もいずれも初戦敗退。「三度目の正直」で聖地初勝利を目指す。