◆パリ五輪 第15日 ▽卓球(9日、パリ南アリーナ)
男子団体で3位決定戦が行われ、世界ランキング4位の日本は同3位の地元フランスと対戦した。
第1試合のダブルスは、戸上隼輔(井村屋グループ)、篠塚大登(愛知工大)組が1―3。第2試合はシングルスの世界ランキング9位の張本智和(智和企画)が同5位のF・ルブランに2―3で敗れ、連敗を喫した。負けられなくなった第3試合は戸上がA・ルブランを3―1で下し、踏みとどまった。
第4試合は張本智とゴジがシングルスで対戦。第1ゲームは9―3から4連続失点でヒヤリとさせたが、11―8で先取した。第2ゲームはフォア、バックともミスが目立ち、8―11と落としてしまう。。第3ゲームは競った展開となったが、最後に抜け出した張本智が制して11―8でゲームを奪った。第4ゲームは7―5から3連続失点で逆転を許してしまう。すぐに立て直し、10―8とゲームポイントをつかむが、デュースに持ち込まれてしまった。それでも、最後は粘りきり、14―12で制して、2―2のタイに戻した。メダルの行方は最終第5戦にゆだねられた。