南海トラフの西端に位置する日向灘で8日に発生したマグニチュード(M)7・1の地震を受け、気象庁が初めて南海トラフ地震臨時情報(巨大地震注意)を発表した。巨人は毎年、宮崎県内でキャンプを実施。県によると、1軍が使用するひなたサンマリンスタジアム宮崎では地震による被害はなく、一夜明けた9日は観客席や周辺施設など細かな点検作業を続けているという。
また、選手らがキャンプ初日に参拝する青島神社でもこの日午前に被害を確認したが、建物や道路の損傷はなかった。担当者は「建物なども含めすべて問題なく、参拝可能です」とした。
巨人の選手やワールド・ベースボール・クラシック(WBC)代表選手ら多くの著名人が訪れる「旅館小戸荘」も被害はなく、通常通り営業している。担当者は「多くの野球関係の方からメールやお電話などでご心配、お気遣いの連絡をいただきました。2階建てですので、そこまで大きな揺れもなかったようです」と話した。