◆ＪＥＲＡセ・リーグ 阪神３―６広島（９日・京セラドーム大阪）
広島が３位・阪神との大事な３連戦の初戦で快勝した。これで、６カード連続の先勝となった。
先発の森は５回３安打１失点（自責０）の好投で今季初登板勝利。初回を３者凡退に仕留めてリズムに乗ると、味方の失策も絡んだ５回は最少失点でしのいだ。重要な９連戦の谷間を埋めた。
打線は１６安打６得点。坂倉は３回に投手強襲の適時内野安打を放つなど、プロ８年目で初の５安打の大暴れだ。後半戦打率４割７分９厘（４８打数２３安打）で、計１２試合で無安打は１度だけと打ちまくっている。
好調なチームは投打がかみ合い、今季最多タイの貯金１２。２位巨人に２ゲーム差、３位阪神に３差に広げた。