◆イースタン・リーグ 巨人6―3楽天(ジャイアンツ球場)
巨人の浅野翔吾外野手が、勝ち越し8号2ランを含む2安打をマークし、8月の月間打率を5割に上昇させた。
イースタン・楽天戦に「3番・右翼」で先発出場。初回2死で左翼へ二塁打を放つと、2―2の同点で迎えた7回1死一塁では左腕・ターリーの初球、149キロ直球を完璧に捉えて左中間へ飛び込む2ランとした。
これで8月は8試合、24打数12安打の打率5割。今季3試合で9打数無安打と苦しんだ1軍でのリベンジへ向けて、アピールが続く“夏男”は、お立ち台で「やっぱり1軍に行きたい思いが後半になるにつれて強くなってきたので、それは1番の要因かな」と語った。
浅野のヒーローインタビューは以下の通り。
―7回の勝ち越しホームランはどんな意識で打席に立ったのか。
「球が速いピッチャーだったので、少しバット短く持ってコンパクトにいきました」
―打った瞬間、打球を見つめながら右手を突き上げていたが、感触を含めてどのようなバッティングができたか。
「感触は今年1番良かったかなっていうふうに思うんで、ガッツポーズしました」
―スタンドのファンからの声援はどのように届いたか。
「本当に一緒に喜んでくれていたので、めちゃくちゃうれしかったです」
―ベンチに戻った後はチームメイトからの手荒い祝福もあった。
「前半戦あまり打ててなくて、チームの勝利に貢献できてなかったので、後半戦になって打てるようになって、チームの勝ち試合にも貢献できている日があるかなと思うので、それはうれしく思います」
―2試合連続の勝ち越し打になった。
「本当に前半戦は迷惑ばかりかけていたので、後半戦でいいバッティングができてとてもうれしく思います」
―8月だけでこれで12本目のヒット。好調の要因は。
「やっぱり1軍に行きたいっていう思いが後半になるにつれて強くなってきたので、それは1番の要因かなっていうふうに思います」
―8号2ランで大きなアピールに。
「去年も8本だったので、まだ試合が残ってる中で同じ数を打てたっていうのはうれしいなって思います」