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ブレイキンで金メダル候補のAMIが準々決勝進出「ベストを尽くしたい」 2戦目は1、2ラウンド共にフルマーク…パリ五輪 

スポーツ報知 2024年8月10日 0時37分

◆パリ五輪 第15日 ▽ブレイキン(9日・コンコルド広場)

 パリ五輪の新競技ブレイキン女子でC組の湯浅亜実(ダンサー名=AMI、25)が、4人1組で総当たりの1次リーグで2勝し、1戦を残して準々決勝(日本時間10日午前3時)進出を決めた。

 AMIは「今までにないなんかそわそわ感というかはすごい感じてて、それがいい方に出るか悪い方に出るか、どっちだろうって思いながらここに向かってました」と初の舞台での雰囲気を表現。「エイト(8強)に残る子たちはみんなもうほんとにすごい。とりあえず誰と当たるかとか関係なく、ベストを尽くしたいなって思ってます」と意気込んだ。

 2019年と22年の世界選手権王者で、金メダル候補の湯浅。1次リーグ初戦から、高低で魅せるトップロック、細かいフットワークや音に合わせたフリーズで会場を沸かせた。2戦目も1、2ラウンド共にフルマークで奪うと、1試合を残しての1次リーグ突破が決まった。

 1970年代、ニューヨークでギャングの抗争を平和的に解決する手段として始まったとされるブレイキン。トップロック(立ち踊り)やフットワーク(足技)、パワームーブ(回転・跳躍技)、フリーズ(一連の動きから体を固定する動き)など4つの要素から構成され、DJがセレクトした音楽に合わせた即興的なパフォーマンスで、1対1で競う。9人のジャッジが「技術性」「多様性」「完成度」「独創性」「音楽性」の基準に基づいて採点される。

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