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またもバトンミスでメダル逃した米国男子リレー レジェンド苦言「システムを壊す時がきた」…パリ五輪

スポーツ報知 2024年8月10日 9時4分

◆パリ五輪 第15日 ▽陸上(9日、フランス競技場)

 陸上男子400メートルリレー決勝で、米国は第1走者と第2走者の間でバトンミスがあり失格となった。100メートル王者ノア・ライルズは新型コロナウイルス感染で欠くも、8日に行われた予選は37秒47でトップ通過。2000年シドニー大会以来の王座奪還を期待されたが、またもミスに泣いた。

 同種目で84、92年に金メダルを獲得しているカール・ルイス氏は自身のX(旧ツイッター)で「システムを壊す時がきた。このまま継続することは全くもって受け入れられない」と怒りをぶちまけた。「全米陸上連盟は明らかに勝利よりも人間関係を重視している。このプログラムが根本から変わらない限り、どの選手もリレーを走るべきではない」と糾弾した。

 米NBCテレビは「1995年以降、22年の世界選手権も含めて11度もバトンミスか失格が起きている。才能の欠如が問題ではないようだ」と指摘している。

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