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大谷翔平、3戦ぶり35号2ランで再び単独キング オズナを突き放す 13連戦初戦に復活の快音

スポーツ報知 2024年8月10日 11時51分

◆米大リーグ ドジャース―パイレーツ(9日、米カリフォルニア州ロサンゼルス=ドジャースタジアム)

 ドジャース・大谷翔平投手(30)が9日(日本時間10日)、本拠地・パイレーツ戦に「1番・DH」で先発出場。3回に3試合ぶりの35号2ランを放ち、本塁打王争いで再び単独トップに立った。

 パイレーツ先発は今季10勝(5敗)のM・ケラー投手(28)。1点リードの3回1死一塁。2ボール1ストライクからの4球目、88・4マイル(約142・3キロ)スライダーを完璧に捉えた。11打席ぶりの安打はセンターバックスクリーンに飛び込む特大アーチ。打球速度113・9マイル(約183・3キロ)、飛距離448フィート(約136・6メートル)、打球角度30度。大谷は初回先頭の第1打席では3球連続の直球で空振り三振に倒れていたが、ケラーからはエンゼルス時代の昨年7月にも一発をマークしており、これで2年連続で痛烈な本塁打をお見舞いした。タイトル争いでも、この日のロッキーズ戦で34号ソロをマークし、大谷に並んでいたM・オズナ(ブレーブス)を突き放した。

 8日(同9日)は試合がなく休みだったが、3ゲーム差だったパドレスが勝利し、ナ・リーグ西地区首位を独走してきたド軍は最大9あった2位との差を2・5まで縮められた。パドレスはこの日も勝利し、試合前の時点で2ゲーム差となっていた。大谷も一時は首位打者から陥落(8日終了時点)するなど、夢の3冠王に向けて踏ん張りどころ。7日(同8日)の本拠地・フィリーズ戦では5打数無安打に終わり、2試合連続無安打中だったが、今季最長タイとなる13連戦初戦で復活を告げる快音を響かせた。

 12日(同13日)の敵地・ブルワーズ戦からは左手骨折のベッツが復帰する。この日の試合前、ロバーツ監督は「ロースターにいる選手の中で翔平とフレディ(フリーマン)という左打ちを(上位打線で)分ける中で翔平が1番を打った方がいいと思うから」とベッツ復帰後も大谷を1番起用することを改めて明言した。ドジャース打線を「1番・大谷」がけん引していく。

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