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左手骨折のベッツは日本時間13日に「2番・右翼」で復帰予定 ドジャース監督が語る「1番・大谷」継続のわけ

スポーツ報知 2024年8月10日 11時29分

◆米大リーグ ドジャース―パイレーツ(9日、米カリフォルニア州ロサンゼルス=ドジャースタジアム)

 ドジャースのD・ロバーツ監督(52)が9日(日本時間10日)、本拠地・パイレーツ戦の試合前に報道陣の取材に応じ、左手骨折で離脱中のM・ベッツ内野手(31)が12日(同13日)の敵地・ブルワーズ戦で復帰する予定であることを明言した。

 離脱前は主に「1番・遊撃」だったが、守備位置は昨季までの右翼、打順は2番で復帰する見込み。大谷翔平投手(30)はベッツが戻っても1番起用が継続される。指揮官はその理由を明かした。

 「まず何よりも(言いたいことは)彼はチームのために気の遠くなるような仕事を、遊撃手を絶え間なくやってくれたということ。我々は毎日のように何が彼にとってベストか、何がチームにとってベストかという会話を続けてきた。私自身が(先日)ムーキーを遊撃手で復帰させると言ったわけだが、今はムーキーに右翼を守らせることにした。また変わる可能性はあるけど、今はムーキーが右翼、ロハスが遊撃を守る。どの選手も最も心地よく守れるところを守るべきであり、チームにとってベストの判断をするべき。今のうちのロースターではラックスが二塁を守り続け、遊撃には2名のゴールドグラブ級の選手がいるから。(ベッツと)2人だけで話したが、お互いこれが2024年のドジャースにとって最善の選択だという考えだった」

 1番・ベッツ、2番・大谷ではなく、1番・大谷、2番・ベッツの並びになることについては「翔平はどこでも打つ。どこを打てと言われても打つ。私としてはロースターにいる選手の中で翔平とフレディ(フリーマン)という左打ちを(1番と3番に)分ける中で、翔平が1番を打った方がいいと思うから」と説明した。

 ベッツはこの日、右翼の守備練習などを行った。練習後に取材に応じ「ずっと言っているように、どこに入れられても構わないよ。チームが勝つためなら自分はどこに置かれてもいいと思っている」とキッパリ。打順についても「(1番には)翔平がいる。彼はとてもいい選手だ」と話した。「ムーキーは一人しかいない。何より大切なのはチームが勝つことだ」と勝利を最優先に戦う。

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