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タイガースが6回まで無安打無失点継投 前田健太2番手で3イニングパーフェクトも7回に初安打許す

スポーツ報知 2024年8月10日 12時57分

◆米大リーグ ジャイアンツ―タイガース(9日、米カリフォルニア州サンフランシスコ=オラクルパーク)

 タイガース・前田健太投手(36)が9日(日本時間10日)、敵地・ジャイアンツ戦に1点リードの4回から2番手で登板し、6回までの3イニングを、1人の走者も出さないパーフェクト投球を見せた。

 タイガースは、本来救援の右腕・ブリスキーが先発。3回までで49球を投げ、無安打無失点、5奪三振1四球の好投を見せて4回からのマウンドを前田に託した。中5日での登板となった前田は、4回を二ゴロ、二ゴロ、右飛の3者凡退で抑えると、6回までの3イニング連続で3者凡退。MLB公式サイトにはノーヒットノーランに近づいていることを示す「ノーヒッター」の赤文字が表示された。

 だが、2点をリードした7回先頭のフィッツジェラルドに初安打となる中前安打を浴びて、偉業はあとアウト9つで夢となった。続くラモスにも右前安打を浴びて無死一、三塁のピンチを迎えると、チャプマンに左犠飛を許して1点差。それでも後続を打ち取ってリードは守った。

 前田は、7月9日(同10日)の本拠地・ガーディアンズ戦での先発を最後にリリーフへ配置転換。同14日(同15日)の本拠地・ドジャース戦で今季初の救援登板をすると、その後は4登板連続でリリーフ登板してきた。いずれも2回、40球以上を投げるロングリリーフ。前回登板は3日(同4日)の本拠地・ロイヤルズ戦で3回2/3で69球を投げて6安打3失点だった。今季はこの日の登板前の時点で20試合に登板(先発16、救援4)し、2勝5敗1ホールド、防御率6・75をマークしている。

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