◆エイジェックカップ第55回日本少年野球選手権大会
2日に開幕したエイジェックカップ第55回選手権大会の決勝が7日行われた。東日本ブロック勢が16強に10チーム、8強に5チーム進出するなど躍進した。4度目出場の松本ボーイズ(長野)はベスト8に進んだ。優勝は宮城仙北ボーイズ(東北中央)。東北勢初の日本一に輝いた。
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3年生13人、2年生5人の松本が快進撃だ。初戦の武雄(佐賀)を完封で全国初勝利を挙げると、3回戦では上三川(栃木)に逆転勝ちしベスト8だ。
1点を追う3回、田中仁吾主将、岡庭虎太郎(ともに3年)の連続二塁打で追いつき、2死二、三塁から井戸田直輝(3年)が左前に2点打。井戸田は同点の5回2死一、二塁でも決勝の左前タイムリーを放ち「後ろにつなぐことだけ考えていた。リラックスして打てました」と笑顔。松野光之監督(53)も「試合のたびに成長している」とたたえた。
準々決勝では横浜泉中央に敗退。田中主将は「もうちょっと勝ちたかった」と悔しがったが、ジャイアンツカップが控える。「絶対、1勝したい」と田中主将は気を引き締めた。
【松本・戦績】
▽2回戦(3日)
松本4―0武雄(西九州)
▽3回戦(4日)
松本5―3上三川(栃木)
▽準々決勝(6日)
横浜泉中央(神奈川)9―2松本=6回コールド=