◆エイジェックカップ第５５回日本少年野球選手権大会
２日に開幕したエイジェックカップ第５５回選手権大会の決勝が７日行われた。東日本ブロック勢が１６強に１０チーム、８強に５チーム進出するなど躍進した。初出場の越谷ボーイズ（埼玉東）はベスト８に進んだ。優勝は宮城仙北ボーイズ（東北中央）。東北勢初の日本一に輝いた。
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支部予選で春季全国大会優勝の春日部を破って初出場の越谷はベスト８と大健闘。初戦（２回戦）は大阪泉大津に勝利。３回戦は初回、中村亘汰（３年）、小池叶芽（３年）の連続長短打などで３点。６回には中村亘の適時二塁打、大牧優太（３年）の２点適時打などで加点しコールド勝ち。
準々決勝では、優勝した宮城仙北を相手に大接戦を演じた。２点を追う５回１死満塁で藤岡拓叶（３年）が走者一掃の逆転三塁打。６回に１点を加え２点リードしたが、７回に追いつかれ、８回にサヨナラ負け。
金澤正芳監督（４９）は「まず１勝と思っていたが２つ勝つことができた。攻める姿勢が良かった」と選手たちをほめた。主将の尾形夏輝（３年）は「春日部に勝ってからチーム全員が前向きになった。全力は尽くしたので満足」と充実感あふれる顔を見せた。
【越谷・戦績】
▽２回戦（３日）
越谷４―２大阪泉大津（大阪阪南）
▽３回戦（４日）
越谷９―２浦添（沖縄）＝６回コールド＝
▽準々決勝（６日）
宮城仙北（東北中央）７―６ 越谷