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大谷翔平が豪快35号特大弾で本塁打&打率の2冠返り咲き 同僚驚き隠せず「準備、姿勢に感心」

スポーツ報知 2024年8月10日 14時8分

◆米大リーグ ドジャース9―5パイレーツ(9日、米カリフォルニア州ロサンゼルス=ドジャースタジアム)

 ドジャース・大谷翔平投手(30)が9日(日本時間10日)、本拠地・パイレーツ戦に「1番・指名打者」でフル出場し、3回1死一塁の2打席目に、3試合ぶりの安打で本塁打となる35号2ランを放つなど4打数1安打2打点だった。チームも9得点で快勝して連敗を「2」で止め、13連戦を気持ちよくスタートさせた。

 圧巻の一撃だった。1点リードの3回。大谷は先発右腕・ケラーの2ボール1ストライクからの4球目、88・4マイル(約142・3キロ)スライダーを捉えると、打球速度113・9マイル(約183・3キロ)、打球角度30度で、中堅へ飛び込んでいった。飛距離448フィート(約137メートル)の特大弾。大谷も打った瞬間、走り出すことなく打球を見つめていた。

 試合前には、ブレーブスのオズナが34号を放って本塁打数で追いつかれ、試合のなかった前日8日(同9日)にはパドレスのアラエスに打率でも抜かれていた。6、7日の本拠地・フィリーズ戦は2試合、9打席連続で無安打。この日の初回先頭の1打席目も3球で空振り三振を喫し、10打席連続の安打&出塁なしとなっていたが、2打席目に再び本塁打キング単独トップに躍り出るアーチを描いた。打率も3割1厘8毛でアラエスをわずか1毛上回って単独トップの2冠となった。

 試合後、NHKのインタビューを受けたヘイワードは大谷のアーチを「とにかく素晴らしかった。ホームランだけでなくてその前の準備、姿勢に感心している」とたたえていた。

 ◆ナ・リーグ打撃主要部門上位

 【打率】

〈1〉・3018 大谷(ドジャース)

〈2〉・3017 アラエス(パドレス)

〈3〉・300 プロファー(パドレス)

〈4〉・298 オズナ(ブレーブス)、ボーム(フィリーズ)

〈6〉・297 マルテ(ダイヤモンドバックス)

 【本塁打】

〈1〉35 大谷(ドジャース)

〈2〉34 オズナ(ブレーブス)

〈3〉29 マルテ(ダイヤモンドバックス)

 【打点】

〈1〉89 オズナ(ブレーブス)

〈2〉83 大谷(ドジャース)

〈3〉80 マルテ(ダイヤモンドバックス)

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