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男子マラソン、20キロ過ぎでのキプチョゲ&ベケレ脱落に「マジか…」の声…パリ五輪

スポーツ報知 2024年8月10日 16時27分

◆パリ五輪 第16日 ▽陸上 男子マラソン(10日、パリ市庁舎前スタート、ベルサイユ宮殿折り返し、アンバリッド(廃兵院)前ゴール=42・195キロ)

 五輪の「花形種目」のひとつの男子マラソンが現地時間10日午前8時(日本時間10日午後3時)にスタートした。

 レースはスローペースで始まったが、4キロを過ぎてややペースアップ。先頭は5キロを15分40秒、10キロを30分59秒で通過。10キロ過ぎて、イタリアのファニエル(31)が先頭集団を飛び出し、15キロを45分38秒(10キロからの5キロは14分39秒)で通過した。

 15キロを過ぎて、コースは1回目の強烈な上り坂に入り、さすがにペースダウン。15キロからの5キロは15分52秒を要し、20キロを1時間1分32秒で通過。第2集団は20キロを先頭から11秒後れの1時間1分43秒(5キロラップタイムは15分42秒)で通過した。

 第2集団が絞られる中、赤崎暁(26)=九電工=、大迫傑(33)=ナイキ=は第2集団でレースを進めている。小山直城(28)=ホンダ=はやや遅れた。日本勢は1992年バルセロナ五輪銀メダルの森下広一以来、32年ぶりの男子マラソンのメダル獲得を目指す。

 2016年リオ五輪、2021年東京五輪に続き、五輪マラソン初の3連覇を目指すケニアのエリウド・キプチョゲ(39)は20キロ手前で遅れ、3連覇は厳しい状況となった。

 また、世界歴代3位の2時間1分41秒の自己ベスト記録を持つエチオピアのケネニサ・ベケレも遅れた。

 有力な金メダル候補だった2人の脱落に解説の金哲彦さんも「これはショックな出来事ですね」と消沈。

 ネット上には「キプチョゲこの位置マジか…。やっぱ東京マラソンの時からあんま調子上がってこなかったのかな」、「ベケレが先頭集団から大きく遅れています…って。ショックすぎるわ」などのマラソンファンのショックを受けたコメントが集まった。

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