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赤崎暁、男子マラソン自己ベスト6位に「赤崎選手」トレンド1位「やり切った!すごすぎる!!!」の声…パリ五輪

スポーツ報知 2024年8月10日 17時34分

◆パリ五輪 第16日 ▽陸上 男子マラソン(10日、パリ市庁舎前スタート、ベルサイユ宮殿折り返し、アンバリッド(廃兵院)前ゴール=42・195キロ)

 五輪の「花形種目」のひとつの男子マラソンが行われ、エチオピアのタミラト・トラ(32)が2時間6分26秒(記録は速報値)で金メダルを獲得した。

 赤崎暁(26)=九電工=は25キロを先頭で通過するなど自己ベストの2時間7分32秒をたたき出しての大健闘6位。日本勢として1992年バルセロナ五輪銀メダルの森下広一以来、32年ぶりの男子マラソンのメダルは逃したが「日本マラソン界の父」と呼ばれる金栗四三さんと同じ熊本出身の26歳がパリで存在感を示した。

 コースは五輪史上最も困難とも言われた。アップダウンの激しいタフな42・195キロ。パリ市庁舎前を出発し、ベルサイユ宮殿で折り返し、ナポレオンが眠るアンバリッドでゴールする。コース沿道はオペラ座、ルーブル美術館、コンコルド広場、トロカデロ、エッフェル塔など名所がそろう。最高地点は20・3キロ地点の183メートルで、最大上り勾配は13・5%、最大下り勾配は13・4%。箱根駅伝の上り区間の5区と下り区間の6区とほぼ同等だった。

 一時は先頭に立った赤崎の激走にネットも感動。X(旧ツイッター)のトレンド1位に「赤崎選手」の4文字が急浮上。

 ネット上には「赤崎くん6位入賞!やり切った!すごすぎる!!!」、「マラソン3回目で6位入賞は凄(すご)い!」、「現代のマラソンで日本人が入賞するってエグいからな普通に」、「赤崎6位!めちゃくちゃ感動した! もうマラソン見てるだけで泣きそう…」などの感動の声があふれた。

 パリの名所を見ながら走るようなコースの優雅さに「パリの街並みを見ながら男子マラソンを見る 贅沢(ぜいたく)な午後」などの声もあった一方、「あんな上りをマラソンコースに入れるなんて 鬼畜すぎる」、「マラソンコースの坂、やばすぎる」、「マラソンのコースがえぐすぎて泡吹きそう」、「マラソンの後半に箱根駅伝の5区や6区のような登り下りがあるなんて過酷すぎや」などのコースの厳しさを嘆く声も多数あった。

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