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【甲子園】聖カタリナ学園、聖地初勝利ならず エース右腕・有馬恵叶は自己最速3キロ更新も1点に泣く

スポーツ報知 2024年8月10日 18時12分

◆第106回全国高校野球選手権大会第4日 ▽1回戦 岡山学芸館1―0聖カタリナ(10日・甲子園)

 夏初出場の聖カタリナ学園は、岡山学芸館に5安打完封で敗れ、春夏通じて2度目の甲子園も、初勝利はならなかった。

 エース右腕・有馬恵叶(3年)は「真っすぐも走っていていい投球はできた」と自己最速を3キロ更新する146キロをマークした直球と、身長190センチから投げ下ろすフォークを軸に安定した投球を展開。しかし5回、安打と味方の失策などで1死満塁のピンチを招くと、2番・高安凰真遊撃手(2年)の中犠飛で失点。その後も粘りの投球を続けたが、7回2/3を1失点でマウンドを後にした。援護したい打線も沖田幸大、丹羽知則(ともに3年)の両右腕を前に5安打の“完封リレー”を喫し、有馬は「自分が0点に抑えれば負けなかった」と声を震わせた。

 愛媛県勢は3年連続で初戦敗退。同校は21年春以来2度目の聖地だったが、初勝利は次回以降に持ち越しとなった。

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