◆JERAセ・リーグ 阪神1―5広島(10日・京セラドーム大阪)
首位・広島が3位・阪神相手に連日の快勝を収めた。
好調の打線はついに難敵・大竹を攻略した。2回1死二、三塁で堂林が中越え2点二塁打を放って先制。その後は攻めあぐねたが、1点リードの7回に2死一、二塁の好機をつくって会沢が左前適時打、さらに満塁となってから矢野も左前適時打で4点目を追加した。これまで8連敗中だった左腕に11度目の対戦で初めて土をつけた。
投げては森下が1失点完投で9勝目。自身の対阪神戦の連敗を6で止め、22年4月9日(甲子園)以来の虎狩りに成功した。2年ぶり3度目の2ケタ勝利にも王手をかけた。
チームは連勝で今季最多の貯金13。2位・巨人と2ゲーム差、阪神には4差に広げた。