◆JERA セ・リーグ 中日0―2巨人(10日・バンテリンドーム)
巨人が中日を今季14度目の完封勝利で下した。エリエ・ヘルナンデス外野手(29)が初回に6戦ぶりの8号先制ソロを放つと3回には適時二塁打と、チーム全打点をたたき出す活躍。ヘル弾が飛び出した試合は、7勝1分けという“不敗神話”の流れに乗って、先発の井上温大投手(23)は6回2安打無失点、自己最多となる9奪三振の力投で自身3連勝となる今季5勝目をマークした。
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ヘルナンデス(巨)は初回の先制弾を含む、2安打2打点の活躍をみせた。
この日はデーゲーム。ヘルナンデスのデーゲームとナイターの成績は、
試合数 打― 安[本] 打率
昼(15) 57―19〈3〉.333
夜(40)161―45〈5〉.280
デーゲームでは、15試合中、14試合に安打をマークするなど好成績だ。
先制打がV打。今季、ヘルナンデスの勝利打点は、7月3日対中日戦の先制3ラン、同5日対ヤクルト戦の先制安打(1打点)、同20日対中日戦の遊ゴロ(1打点)に次いで4度目。そのうち3度が中日戦と好相性。このカードは、26打数8安打の打率.308(本塁打2、7打点)と、カード別では広島の.400に次いで2番目となっており、好調なデーゲームで結果を出している。(福山 智紀)