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シャウエッセンの日に「パリっといきました」 日本ハム「ビッグシャウ打線」爆発で新庄政権最多タイの貯金9に

スポーツ報知 2024年8月11日 6時0分

◆パ・リーグ 日本ハム5―1西武(10日・エスコンF)

 日本ハムの「ビッグシャウ打線」が“記念日”に本領発揮した。4連勝で貯金を6月4日以来、政権最多タイの「9」とした新庄監督は「パリっといきましたね」と上機嫌で笑った。

 8月10日は、親会社の人気商品「シャウエッセン」をかんではじける時の音「パ(8)リっと(10)」に掛けたシャウエッセンの日。来場者に背番号810のユニホームが配布された。逆転勝ちの多かった前半戦に「ビッグシャウ打線。途中でパキッと折れるけど、最後にはおいしく終われる」と命名していたのが指揮官だ。

 今井に6回まで1安打の完封負けペース。しかし7回、1死満塁からマルティネスが同点四球を選んで吠(ほ)えると、続く代打・野村が「皆が打たないので体を張って1点を」と左脇腹付近に150キロ超の死球を食らいながらガッツポーズ。8回は郡司が「パリっとジューシーに」とアーチをかけると、続く清宮も“おかわり”の連弾だ。

 「皆で強くならないといけないチーム」と試合の采配を八木打撃コーチ、投手継投を建山コーチに託していた新庄監督は「僕は何もしとりましぇん」とニッコリ。3年目の新庄ハムの底力を見せつけるように、9連戦初戦で粘り勝った。(堀内 啓太)

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