◆JERAセ・リーグ DeNA14―4ヤクルト(10日・横浜)
ヤクルトが今季ワーストの14失点で3連敗。借金は今季最多の15に膨れあがった。
先発の高橋奎二投手が立ち上がりから大乱調。初回に3連続四死球で先制点を許すなど、2回途中7失点で早々とマウンドから姿を消した。後続の投手も勢いのついたDeNA打線を止められず、ズルズルと失点を重ねた。
高橋は5回途中7失点だった3日の巨人戦(東京D)に続き2戦連続KO。試合後、高津臣吾監督は「試合前に(配球などの)ミーティングをしてるけど、その前に構えたところにこない。一生懸命やってるんだろうけど、何かずれてるよね」とため息をついた。
次回以降については「来週投げますよ。代わりはいないんで」と、ローテーションからは外さない方針。とはいえ、背信投球が続く現状に「練習から見直さないといけないでしょうね、頭の中も、技術的なことも、いろんなことを見つめ直さないと、同じことの繰り返し。状態がよければ抑える、駄目だったらこんな試合になっちゃうでは、リリーフがもたない。反省はしてると思うけど、しっかり結果につながる練習と反省をしてほしい」と、猛省を促した。