◆JERAセ・リーグ 中日0―2巨人(10日・バンテリンドーム)
中日は、打線がつながらず、今季14度目の完封負け。今季ワーストタイの借金11に逆戻りした。
打線は、先発・井上を前に、6回まで散発2安打無得点と苦戦。140キロ後半の直球を捉えきれず、9三振を喫した。2点を追う9回には粘りを見せて、守護神・大勢から、2死一、二塁と反撃のチャンスをつくったが、村松が三ゴロに倒れた。
初回の2発を含む12安打9得点の猛攻を見せた9日の同戦(バンテリンD)とは一転。鳴りを潜めた打線に、立浪監督は「速いボールに、もう少し対応できるように練習しないといけない」と苦言。4月の6連勝が今季最長で、大型連勝がないだけに、「(前日に)点を取った後、打線の勢いが出せないことが、大きな課題」と唇をかんだ。