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【阪神】“コイキラー”がついに捕まった!今季最大タイの首位と4ゲーム差…2カード連続負け越し…岡田彰布監督は会見拒否

スポーツ報知 2024年8月11日 5時0分

◆JERAセ・リーグ 阪神1―5(10日・京セラドーム大阪)

 “コイキラー”がついに捕まった。連敗で2カード連続負け越し。阪神の岡田彰布監督(66)はベンチで何度も渋い表情を浮かべ、試合後の会見を拒否した。大竹が6回2/3を7安打4失点で6敗目。援護のないまま終盤まで粘ったが「内容とかどうでもいい。勝つためにやっているので」と悔やんだ。広島戦は移籍1年目の昨季から前回の対戦まで10試合で無傷の8連勝。防御率0・54と圧倒していたが、11度目の対戦で初黒星を喫した。

 2回1死二、三塁から堂林に初球を痛打。中越えの2点二塁打で先制を許した。外角を狙った直球が真ん中へ。「ボール球で入るサインを見逃した。その責任は大きい」と猛反省した。直後の攻撃では、2死二、三塁から自身が右前適時打。今季得点圏で10打数5安打とする一打で反撃したが、結果的にこの1点に終わった。7回に2点を追加されて降板。4失点はこのカードの自己ワーストとなった。

 チームは広島に今季7勝10敗1分け。18試合のうち13試合が2得点以下と「守りの野球」のお株を奪われ、特にホームで2勝8敗と苦戦が目立つ。首位と4ゲーム差は、今季最大タイで7月1日以来。首位攻防で始まった3連戦だが、11日に敗れるか、引き分けで自力優勝の可能性が消滅する危機だ。3連敗だけは避けたい一戦を、左肘のトミー・ジョン手術を乗り越えて3年ぶりの1軍登板となる先発の高橋に託す。(安藤 理)

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