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卓球女子団体、日本は中国に敗れ銀メダル 初出場の張本美和「持ってるものは出し切れた。でも足りなかった」…パリ五輪

スポーツ報知 2024年8月11日 0時49分

◆パリ五輪 第16日 ▽卓球(10日、パリ南アリーナ)

 女子団体決勝が行われ、世界ランキング2位の日本は4連覇していた同1位の中国に0―3で敗れ、2大会連続3度目の銀メダルとなった。中国は08年北京大会で採用された団体戦で5連覇を達成した。

 第3試合のシングルスで、世界ランキング8位の張本美和(木下グループ)が同3位の王曼昱(ワン・マンユ)に第1ゲームを奪うが、1-3で敗れ、日本はまたも中国の高い壁に悲願の金メダルを阻まれた。

 五輪初出場だった張本は「負けて悔しい」が第一声。しかし、この日、初めて起用されたダブルスで、早田ひな(日本生命)とのペアで、陳夢(チン・ム)、王曼昱(ワン・マンユ)組を最終ゲーム9-5、勝利まであと2点まで追い込んだ。

 シングルスでも王に第1ゲームを奪うなど、ともに敗れたといえ、世界女王の中国と互角の勝負を見せた。その点では「自分の持っているものは出し切れた」。ただ「それでも、まだ足りなかった」と、くちびるをかんだ。

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