◆パリ五輪 第16日 ▽陸上(10日、フランス競技場)
【パリ(10日)=手島 莉子】男子走り高跳び決勝で、赤松諒一(西武プリンス)が5位入賞を果たした。日本勢の入賞は1936年ベルリン大会以来、88年ぶりの快挙となる。
シーズンベストを更新する2メートル27を記録して上位8人が進むラウンドに進出、入賞を確定させた。さらに自己記録を1センチ更新する2メートル31をクリア、メダル争いに参戦。だが次の2メートル34は2回とも失敗して終了。5位が確定。日本人初のメダルはならなかった。
昨年の世界選手権(ブダペスト)で8位入賞を果たした赤松。今大会の予選では2メートル27をクリアし5位でファイナルに進み「うまくいったなっていう踏み切りができたので、良かったなっていう風に思います」と笑顔で話していた。