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「夢では70Mを投げていました」やり投げの北口榛花が金メダル!日本女子トラック&フィールド種目初…パリ五輪

スポーツ報知 2024年8月11日 4時51分

◆パリ五輪 第16日 ▽陸上(10日、フランス競技場)

 【パリ(10日)=手島 莉子】女子やり投げ決勝で北口榛花(26)=JAL=が1投目で今季自己最高の65メートル80をマークし、日本女子トラック&フィールド種目で初となる五輪金メダルを獲得した。昨年の世界選手権(ハンガリー・ブダペスト)で初優勝し、一躍、パリ五輪の優勝候補に浮上。重圧をはねのけて、頂点に立ち“北口スマイル”と金メダルを輝かせた。上田百寧(25)=ゼンリン=は61メートル64で10位だった。日本勢の金メダルは今大会17個となり、海外開催の五輪では2004年アテネ五輪を抜き単独最多となった。

 北口榛花「うれしいんですけど、うれしい、だけでは足りない。実感が湧かない。プレッシャーは感じていなくて、楽しく、オリンピックを過ごせていました。シーズン始めは調子が良くなくて、誰が味方か分からなかったですけど、味方になってくれる人がいました。いつもは6投目までのんびりしているんですけど、すごい選手ばかりなので、1投目から周りの選手にプレッシャーをかけていこう、と思いました。1投目あれだけ記録を伸ばせたので、もっと、記録を出したかった。夢では70メートルを投げていたので、現実にできるようしたいです。パリに入ってから毎日、夢では70メートルを投げていました。表彰式で金メダルをもらえることが楽しみです」

 上田百寧「初めての五輪は素晴らしい雰囲気で楽しい時間でした。北口さんの金メダルはすごい。自分も負けていられないと思いました。北口さんと一緒にメダルを取れれば一番いい」

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