◆パリ五輪 第１６日 ▽陸上（１０日、フランス競技場）
【パリ（１０日）＝手島 莉子】男子１６００メートルリレー決勝で日本（中島佑気ジョセフ―川端魁人―佐藤風雅―佐藤拳太郎）は２分５８秒３３で６位だった。予選でマークした２分５９秒４８の日本記録（＝アジア記録）をさらに１秒１５更新したが、同種目日本勢初のメダル獲得には届かなかった。
中島佑気ジョセフ「個人種目の４００メートルは予選落ちで悔しい思いしたが、修正して、世界にぶつかりました。決勝でも力を出し切れましたが、世界のトップは想像以上に速かった。２分５８秒台前半だせばメダル狙えると思っていましたが、世界は１枚も２枚も上手でした」
川端魁人（全力を出し切り、医務室へ）
佐藤風雅「目指していたのはメダルでした。世界のトップレベルを痛感しました」
佐藤拳太郎「２分５８秒５０を切ればメダル争いができると思っていましたが、見通しが甘かった。私たちは４００メートルランナーとしてまだまだ弱い。ただ、日本記録、アジア記録は誇りに思って、来年の東京世界陸上ではメダルを狙って頑張ります。ご声援のほど、よろしくお願いします」