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【楽天】古謝樹 感謝の4勝目…5回にまさかの6失点も打線爆発17安打13点

スポーツ報知 2024年8月11日 8時38分

◆パ・リーグ ソフトバンク6―13楽天(10日・みずほペイペイドーム)

 楽天は10日、ソフトバンク戦(みずほペイペイ)に打線が17安打13得点と爆発し快勝した。先発の古謝樹投手(22)は4回まで1安打とソフトバンク打線を抑え込んでいたが、5回に一挙6点を失い5回6安打6失点で降板。それでも大量援護に守られ今季4勝目を挙げ、そのうち3勝がソフトバンク戦と、首位チーム相手に相性の良さを発揮している。

 白星にも悔しさがにじんだ。5回2死走者なしから、連打と四球で満塁とされると、今宮の中前2点適時打、栗原の右前適時打、山川の中越え21号3ランとたたみかけられ一挙6失点。古謝は「大量得点取ってもらったんで、あそこで流れを一度止めてしまったということは、情けない気持ちはあります」と反省した。

 課題はスタミナ面だ。集中打を浴びた左腕は「球数が80球から90球になるにつれて、球持ちが悪くなるのは分かってた。その中でどう抑えるかを課題にやってたんですけど、そこはまだまだ改善だったり成長できるところかなと思います」と前向きに受け止めた。

 チームは連敗を3で止め、借金も1。9連戦を白星でスタートした今江監督は「あの6点以外はね、ピシッと抑えてくれた。逆によく6点でね。最後ホームラン打たれて、近藤を抑えてよくかえってきてくれました」とねぎらった。奮闘するルーキーの成長が、そのままチーム力の底上げにつながる。

(山口 泰史)

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