◆米大リーグ ダイヤモンドバックス―フィリーズ(10日・米アリゾナ州フェニックス=チェイスフィールド)
ダイヤモンドバックスのケテル・マルテ内野手が10日(日本時間11日)、本拠のフィリーズ戦の1回に4試合ぶりとなる30号ソロを放った。
後半戦15勝5敗と快進撃を続けるダイヤモンドバックスをけん引するマルテの30号アーチは2019年以来5年ぶり。打点も81まで伸ばして大谷翔平に2点差までに迫っている。
しかし、4回にフィリーズのスタッブスが左翼線に二塁打。左翼から返球を待っていたマルテにスタッブスがヘッドスライディングで左膝を追って送球をまっていたところに激突しふくらはぎか太ももを痛めた模様でベンチに退いた。その後チームからは「左足首打撲」だったことが発表された。
マルテは大谷の独走では無いかと思われたナ・リーグMVPレースだが、打率も2割9分9厘、30本塁打、81打点をマークし、二塁手の守備もあって対抗馬と名前が挙がっていた。