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大谷翔平の初プレーオフ出場大丈夫? ライバル球団猛追で2・5ゲーム差に…三冠王へも単独トップはなしに

スポーツ報知 2024年8月11日 12時49分

◆米大リーグ ドジャース4―1パイレーツ(10日、米カリフォルニア州ロサンゼルス=ドジャースタジアム)

 ドジャース・大谷翔平投手(30)が10日(日本時間11日)、本拠地・パイレーツ戦に「1番・指名打者」でフル出場したが、3打数無安打、1申告敬遠に終わった。チームは4―1で勝って2連勝となった。

 開幕からナ・リーグ西地区首位を独走してきたドジャース。6月20日には2位と最大9ゲーム差もあった。だが、後半戦に入ってからライバル球団のパドレスと、ダイヤモンドバックスが猛追。パドレスは7連勝で後半戦16勝3敗、ダイヤモンドバックスは16勝5敗と勢いに乗ってきた。ドジャースとの差は2位パドレスが2・5ゲーム、ダイヤモンドバックスが4ゲームとなった。

 大谷は、18年にエンゼルス入りしたが、昨季までの6年間はプレーオフ進出とは縁がなかった。オフに勝利を求めてドジャースへ移籍。順調にプレーオフへの道を進んでいたが、終盤勝負になりそうだ。

 プレーオフには各地区優勝の3チームに加え、ワイルドカードとして勝率の高い3チームも出場できる。10日(同11日)時点でナ・リーグ西地区は、パドレスとダイヤモンドバックスもワイルドカード圏内にいる。

 大谷の個人成績にも目が離せない。オズナ(ブレーブス)が3戦連発を放ったことで、35号で大谷と並んでトップタイ。打率は2割9分9厘8毛で、アラエス(パドレス)の3割2厘、プロファー(パドレス)の3割に次ぐ3位に転落した。打点も「83」で、トップのオズナの「90」とは7差。三冠王、プレーオフ出場へ正念場だ。

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