◆米大リーグ ドジャース4―0パイレーツ(10日、米カリフォルニア州ロサンゼルス=ドジャースタジアム)
パイレーツのポール・スキーンズ投手(22)が10日(日本時間11日)、敵地・ドジャース戦に先発し、6回6安打で自己ワーストの4失点。地元・カリフォルニア州で2敗目(6勝)を喫した。
4番のラックスに2本の適時打を浴び、T・ヘルナンデスにはソロを被弾したが、6月の初対戦でバックスクリーンへの一発を浴びた大谷翔平投手(30)には一ゴロ、空振り三振、空振り三振と完勝。前回の直球主体の攻めから今回は変化球を交えて翻弄し「前回で学んだから(苦笑い)。違うスタイルの球を見せたかったんだ」と話した。
ドジャースタジアムでの初登板を「いい球場だ。やはりカリフォルニアの天気はいい」と振り返った23年ドラフト全体1位の最強新人。ルーキーとしては球宴で29年ぶりに先発も務めたスキーンズは「試合をできるだけ客観的に見るようにしている。いい投球はたくさんあった。相手がとてもいい打者たちだった」と前を向いた。