◆パ・リーグ ソフトバンク―楽天(11日・みずほペイペイドーム福岡)
ソフトバンクの山川穂高内野手が、移籍後初の3戦連発となる22号2ランで先取点をもたらした。
4回無死一塁。カウント1―1から滝中の外角カーブをドンピシャでとらえた。打球は大きな弧を描いて左中間席に着弾。後半戦14試合で8度目の「どすこい」を決めると「うまく反応して、とらえることができました。カーター(スチュワート)がいいピッチングをしている中で、先制のホームランを打つことができて良かったです」と手応えアリアリの表情を見せた。
現時点で本塁打数も、69の打点も、リーグトップ。前日に21号3ランを放った際には「タイトルは毎年狙っていますし、意識しない方がおかしい。(意識)した上で、しっかり取れるものを取っていく」と話し、2冠をはっきり射程圏にとらえていることを明かした。
ちなみに打率は10日の時点で2割2分4厘。規定打席到達者ではリーグワーストだ。