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【甲子園】鶴岡東 聖光学院との東北勢対決を制し2回戦へ 夢は「プロ野球選手とプロ審判」の桜井が投打で活躍

スポーツ報知 2024年8月11日 15時36分

◆第106回全国高校野球選手権大会第5日 ▽1回戦 鶴岡東2―1聖光学院(11日・甲子園)

 鶴岡東が聖光学院との東北対決を制し、2年ぶりに初戦を突破した。

 鶴岡東は桜井椿稀(つばき・3年)が投打でチームを導いた。「立ち上がりは固かった」と初回、2回と走者を得点圏まで進めたが無失点に抑えた。3回2死二、三塁の好機で自ら左前に2点適時打を放ち先制。これが決勝打になった。「みんなにここ集中だぞって言われて気持ちが変わった」と直後の3回から3イニング連続三者凡退。8回に1点を返され、2―1の9回。1死一、二塁とサヨナラの走者を出すピンチを招いたが、落ち着いた投球で最後は遊ゴロ併殺に仕留め逃げ切った。

 趣味は「野球審判をすること」の桜井。きっかけは小学生の時のプロ野球観戦時の、ストライクコール。好きな審判は同郷の青木昴さん。将来の夢にもプロ野球選手と並べて「プロ野球審判」と書くほど。高校に入ってから審判経験はないというが、「夏大会が終わったら秋にしようかな」と笑った。

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