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女子マラソン、鈴木優花6位入賞に増田明美さん最後のうんちく「ハッサンさんと優花さんはすごく仲がいい」…パリ五輪

スポーツ報知 2024年8月11日 17時42分

◆パリ五輪 最終日 ▽陸上 女子マラソン(11日、パリ市庁舎前スタート、ベルサイユ宮殿折り返し、アンバリッド前ゴール=42・195キロ)

 陸上の最終種目の女子マラソンが行われ、今大会で5000メートルと1万メートルで銅メダルを獲得した「超人」シファン・ハッサン(31)=オランダ=が2時間22分55秒(記録は速報値)の五輪新記録で金メダルを獲得した。世界記録(2時間11分53秒)保持者のティグスト・アセファ(27)=エチオピア=にラストスパートで競り勝った。

 五輪初出場の鈴木優花(24)=第一生命グループ=は2時間24分2秒の自己ベストで6位入賞を果たした。鈴木は約14キロ、約28キロ、約32キロで先頭集団から遅れたが、その度に先頭集団に追いつく粘りを見せた。

 真夏のパリでの激走にネットも沸騰。レース直後にはX(旧ツイッター)のトレンド2位に「ハッサン」、3位に「鈴木選手」のワードが急浮上。ネット上には「鈴木優花ちゃん6位入賞!スゴい!!」、「おおおー、女子マラソンも6位!」、「いいレースだった。素晴らしい。鈴木優花選手も勝負をした、実に素晴らしいレース! しかもこのコースで自己新。それにしてもハッサン選手はもう異次元」などの称賛の声が集まった。

 NHK総合で中継された競技の解説は「細かすぎるデータ」でおなじみの1984年ロサンゼルス五輪マラソン女子日本代表でスポーツジャーナリストの増田明美さん。ゴール後のハッサンと鈴木が笑顔で互いをたたえ合うシーンを見ながら「ハッサンさんと優花さんはすごく仲がいいんですよ」「優花さんの中学の時の作文の題名は『走り抜いた夏』なんです。絵のうまさといい芸術的な素養があるんです」など、最後まで次々と“うんちく”を披露していた。

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