◆第106回全国高校野球選手権大会第5日 ▽1回戦 鳴門渦潮4―8早実(11日・甲子園)
鳴門渦潮の一塁側アルプススタンドには、早実の大応援団に負けじと声を出す20人程度の応援団の姿があった。その一人の田渕祐資さん(47)はこの試合1人で投げ抜いた岡田力樹投手(りゅうき・3年)の父・真樹(まさき)さんの同僚で「なかなか来ることない」と仕事仲間20人で応援に来たという。高校時代は相撲部に所属し、甲子園も初めて。自ら「アゲアゲホイホイ」などと声を出し、黄色のメガホンを片手に盛り上げ役を務めることも。「最高に楽しい」と満面の笑みを浮かべた。試合には敗れてしまったが、最後まで選手を後押しした。