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松たか子&SixTONES・松村北斗、映画初共演「勇敢な人」「人生の誇り」…脚本は坂元裕二氏

スポーツ報知 2024年8月12日 5時0分

 女優・松たか子と、SixTONES・松村北斗が、映画「1ST KISS ファーストキス」(塚原あゆ子監督、25年2月7日公開)で初共演することが11日、分かった。脚本は坂元裕二氏が務める。

 結婚15年目に夫(松村)を事故で亡くした主人公・カンナ(松)が、夫と出会う直前の日にタイムトラベルし、恋をするオリジナル・ラブストーリー。

 松は、初共演で若き日の夫役を演じた松村について「揺れているようで、最後の最後は場面のなかに『えいっ!』と飛び込むことのできる勇敢な人だなぁと思いました。彼のおかげでカンナとして居ることができました」と感謝を語る。

 松はこれまで、TBS系「カルテット」(17年)、フジ系「大豆田とわ子と三人の元夫」(21年)などの坂元脚本ドラマに出演してきたが、映画は本作が初タッグとなる。「魅力的なキャスト・スタッフと過ごせて、要するにカンナは、私は、とっても幸せ者だったということです」と充実の表情を見せる。

 松村は、坂元作品初参加で「坂元さんの作品や書籍にどれほど影響を受けてきたのか分かりません。(本作に)参加できることは人生の誇りです」と感無量な様子。「あまりにすてきすぎる作品に怖じ気づきながらも、松さんのサポートのおかげで毎日ヘトヘトになるまで作品と向き合うことが出来ました。いつ見ても、いつ思い出しても素晴らしいすてきな物語です」と呼びかけている。

 ◆松コメント

 坂元さんの脚本に出会うのは4回目ですが、映画は初めてで、坂元さんの、(やっぱりこれを言いたいな)という思いに少しだけ気付くことができたような気がします。パワフルだけど細やかな塚原監督とは初めてのお仕事でした。現場では常に支えて導いていただきました。

 松村北斗さんともはじめましてでしたが、揺れているようで、最後の最後は、場面のなかに「えいっ!」と飛び込むことのできる勇敢な人だなぁと思いました。彼のおかげでカンナとして居ることができました。感謝しています。そして、あんな人やこんな人も…。魅力的なキャスト・スタッフと過ごせて、要するにカンナは、私は、とっても幸せ者だったということです。是非、公開を楽しみにお待ちください。

 ◆松村コメント

 坂元裕二さんの作品や書籍にどれほど影響を受けてきたのか分かりません。そんな坂元さんの脚本で塚原あゆ子さんが監督をされる作品に参加できることは人生の誇りです。

 あまりに素敵すぎる作品に怖気付きながらも、坂元さん作品の常連である松たか子さんのサポートのおかげで毎日ヘトヘトになるまで作品と向き合うことが出来ました。いつ見ても、いつ思い出しても素晴らしい素敵な物語です。公開を楽しみにしていてください。

 ◆坂元氏コメント

 一生の思い出になる映画を作りましょうと話し合って、はじまった作品です。お互いにちょっと飽きてしまった中年夫婦。その妻が時を越えて、若い頃の夫に恋をする物語です。それって浮気?それとも夫婦愛?夫婦のお話なのにタイトルがファーストキスってどういうこと?そんな矛盾した感情にどきどきしながら観ていただけたらなと思って脚本を書きました。

 最高のキャストとお仕事出来る喜びと、塚原監督の無尽蔵のエネルギーとアイデアに出会って、自分自身完成した映画を観る日が楽しみで仕方ありません。今恋の真っ最中って人、恋は憧れって人、そんなこともあったねと遠い目になるって人にも、笑顔いっぱいで楽しんでいただける映画になると思います。どうか期待のハードルを最大まで上げてお待ちください!

 ◆塚原監督コメント

 出会って、恋愛し、結婚して、家族になって。重ねていく時間には何が存在するのでしょう。いつか1人になった時、空いたソファーの半分に何が出来るのでしょうか。全ての人に深く刺さる、壮大で素晴らしい台本です。坂元裕二さんの優しい世界に生き生きと存在する松たか子さんと松村北斗さんを、どうぞ、お楽しみに。

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