Infoseek 楽天

【甲子園】2年連続センバツ準Vの報徳学園が県立伝統校に初戦敗退 大角健二監督「予想以上に相手が強くて、完敗です」

スポーツ報知 2024年8月11日 19時19分

◆第106回全国高校野球選手権大会第5日 ▽1回戦 大社3―1報徳学園(11日・甲子園)

 2年連続センバツ準Vの報徳学園(兵庫)は32年ぶりの出場となった県立伝統校・大社(島根)に敗れ、初戦で姿を消した。先発した今秋ドラフト1位候補右腕・今朝丸裕喜投手(3年)は6回2/3を8安打9奪三振3失点で降板。初回に3安打と1四球1失策で2点を失った。

 報徳学園の大角健二監督(44)は「予想以上に相手が強くて、完敗です。左打者が多い中で、外のストレートをしっかり投げきられた。それに対しても準備はしてきたが、手が出ないぐらいしっかり投げきられた。予想以上にストレートが来ていたというイメージ。テイクバックが小さく、急に腕が出てくるタイプ。スピード表示以上に打者はタイミングを取りにくい」と大社のエース左腕・馬庭優太(3年)に賛辞を送った。

 特に2番から5番の上位打線が無安打に封じられたのは痛かった。「計算している打者たちなので、きっちり封じられた。相手のバッテリーをたたえたい。素晴らしいバッテリーだったなと思います」とたたえた。

 立ち上がりにバックの失策も絡んで2失点した今朝丸については「それ以降は立ち直ってくれて、流れも呼び込んでくれた。もうちょっと攻撃の方で彼を助けられたら良かったが、それができなくて、彼には申し訳なかった」と語った。

 3年生たちはV候補の一角と期待される中、奮闘を重ねてきた。「本来はもっと、春以上にいい色のメダルをというところでやってくれていたが…。よく甲子園に連れてきてくれたなと、感謝の気持ちしかないです」とナインの頑張りに敬意を表した。

この記事の関連ニュース