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浦和、GK西川周作が主将初陣で一発退場! 鳥栖にドロー、主将の連続流出ショック払拭できず

スポーツ報知 2024年8月11日 21時52分

◆明治安田J1リーグ▽第26節 鳥栖1―1浦和(11日・駅前不動産スタジアム、1万4972人)

 浦和はアウェーで鳥栖に1―1で引き分け、4試合ぶりの勝利を逃した。

 7日のホーム・柏戦(埼玉)が雷雨の影響で中止となったため、リーグ中断から再開後初の一戦。J1初先発となったFW二田理央が1トップに入った。前半36分に鳥栖MF堺屋佳介のシュートを新主将のGK西川周作がセーブ。同40分にはFW大久保智明がカットインから左足シュートを相手にブロックされ、一進一退の攻防が続いた。

 後半4分に鳥栖FWマルセロヒアンにヘディングシュートを浴びるなど、立て続けに決定機を許した。浦和は同10分にMF渡辺凌磨が右足で強烈なミドルシュートを放つも右ポストに直撃し、13分の二田のシュートは相手GKに阻まれた。

 後半18分にFW松尾佑介を投入。松尾は同28分に左サイドのハーフウェーライン付近でパスを浮け、スピードに乗ったドリブルで突破。そのままゴール左前からシュートを決め、先制ゴールを奪った。

 だが、悪夢は後半34分に訪れた。西川がペナルティーエリア内でマルセロヒアンを倒してしまい、主審からレッドカードを提示された。10日に新主将に就任後初の試合で一発退場に見舞われた。GK牲川歩見が緊急出場したが、直後のPKをマルセロヒアンに決められ、同点に追い付かれた。

 3日に鳥栖から新加入したMF長沼洋一が後半38分に途中出場し、新天地デビューした。後半アディショナルタイムに牲川がマルセロヒアンとの1対1の場面でシュートをビッグセーブ。1人少ない状況ながら攻勢を仕掛け、終了間際の松尾のシュートは相手GKに阻まれた。1―1のままゲームを終えた。

 チームはこれで4戦勝ちなし(2分け2敗)となった。前主将のMF伊藤敦樹が海外移籍を前提とした準備のため、10日にチームを離脱。7月に海外移籍したDF酒井宏樹に続き、主将が立て続けに流出したショックを振り払う白星を逃した。

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