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町田、湘南に敗れ今季初となる3戦未勝利 黒田剛監督が語る問題点「今までやってきたことが散漫に…」

スポーツ報知 2024年8月11日 22時0分

◆明治安田J1リーグ▽第26節 町田0―1湘南(11日・町田GIONスタジアム)

 町田は湘南に敗れ、今季初の3戦未勝利(1分け2敗)となった。0―0の後半3分、一瞬だけ昌子、ドレシェビッチの両センターバックの間が開き、湘南MF田中聡の縦パスから同MF池田昌生に決められた。黒田剛監督は「センターバックがサイドに引き出された後の修正、またはボールウォッチャーになったところ(が問題)。今までずっとやってきたことが、ここにきて散漫になっているところが散見される」と厳しく指摘し、修正を誓った。

 前半には今夏新加入した日本代表MF相馬勇紀がゴールを脅かした。前半11分、カットインから右足で放ったシュートはバー直撃。さらに同35分には、ラストパスから韓国代表FWオセフンが押し込んだが、VARの末に相馬のポジションがオフサイドの判定となった。加入して2試合目、状態は上がっているものの、まだチームに勝利がない現実に、相馬は「決めきりたいですよね。今まで勝ってきたチームに来ている分、早く勝利が欲しいという思いは強いです」と悔しさをにじませた。

 堅守を軸に、先行逃げ切りの必勝パターンで、ここまで首位に立ってきた町田。DF昌子源は「もう1回、見つめ直さないといけない。このチームは勝っても負けても、反省を続けてきた。夏場なので、もう少しマイボールの時間帯を増やしたい、というのもある」と、修正の必要性を語った。2位鹿島が敗れ、勝ち点3差の首位はキープ。5位神戸まで勝ち点5差と混戦模様と化してきた優勝争いで、本当の力が問われるのはここからだ。

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