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男子ケイリン・太田海也「納得いかない気持ちはあるけど…」準決勝で失格…パリ五輪

スポーツ報知 2024年8月11日 22時43分

◆パリ五輪最終日 ▽自転車トラック種目(11日、サンカンタンアンイブリーヌ・ベロドローム)

 11日の男子ケイリン準決勝で太田海也(日本競輪選手会)は2度目の警告を受け、失格となった。「最後のレースで失格してしまい、日本チームとしてもメダルが1つも取れない結果で、本当に日本のエースとしてふがいない気持ちでいっぱいです」と目を潤ませた。

 レースは決勝進出が可能な3着でゴールしたが、並走していた内側の選手を妨害したとみなされた。「やっぱり納得いかない…納得いかない気持ちはあるけど、ジャッジに委ねてしまう程度の実力と認めるしかない」と口にした。過去のW杯や、ネーションズカップでは、同様のシチュエーションで警告をもらうことは一度もなかったという。「五輪という舞台でこういう失格を取ってしまったこと、失格を取られてしまったという結果に、申し訳ない気持ちでいっぱい」と悔しさをかみ殺した。

 スプリントでも降格となり、期待されたメダルを逃した。「チームスプリントから納得いかない判定があったりして、毎日寝る時にはモヤモヤしていた。でも朝起きたら、きっと今日はいい結果が出るし、いい判定をしてもらえると思って、毎日毎日積極的に気持ちを高めてきた。いい日になると思って7日間この会場に足を運んだんですけど。本当に悔しい気持ちでいっぱい」と言葉を振り絞った25歳。4年後のロサンゼルス五輪に向けて「五輪の借りは五輪で返そうと思う」と雪辱を誓った。

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