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「ぶっちゃけ、なかなか大変です」レスリング、海外強化実るも資金面苦悩 過去最多金8個 男子グレコが躍進…パリ五輪

スポーツ報知 2024年8月11日 23時16分

◆パリ五輪 最終日 ▽レスリング(11日、シャンドマルス・アリーナ)

 レスリングの全日程が終了した。日本は最終日に男子フリースタイル65キロ級決勝で、初出場の清岡幸大郎(三恵海運)が金メダルを獲得。女子フリースタイル76キロ級決勝では鏡優翔(ゆうか、サントリー)が金メダルを獲得。最重量級で日本女子初の快挙を達成した。

 パリ五輪は、男女通じて史上最多8個の金メダルに。これまでの最多は2021年東京五輪の5個で、記録を大きく伸ばした。

 日本協会の赤石光生強化本部長は「個々のやるべきことをしっかりやった。『やり残したものがないようにしてくれ』という話の中で強化に励んでいたので、こういう結果になったのかなと思う」を胸を張った。

 連日の“メダルラッシュ”の中で光ったのは男子グレコローマンの躍進。60キロ級では文田健一郎(ミキハウス)が日本勢40年ぶりに金メダル。77キロ級では、日下尚(三恵海運)が史上初の金メダルを獲得した。赤石強化本部長は「海外に行かせて、やはり外国人と合宿をすることで、(技術を)身につけて帰ってきた成果かなというふうに思う」と分析。費用面は「ぶっちゃけ、なかなか大変です・・・」と口にしたが、「お金は当然かかります。その中で結果を出したっていうのは素晴らしいこと。国内でもっと強化できたらいいなと。グレコに関しては外国に行くのが1番ベストだと思う。フリースタイルは日本で強化ができるかなと思っている」と語った。

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