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パリ五輪最終日まとめ…レスリングで清岡幸大郎&鏡優翔が金2個を追加 女子マラソンは鈴木優花が6位…パリ五輪

スポーツ報知 2024年8月12日 4時59分

◆パリ五輪 最終日(11日)

 最終日にレスリングで金メダル2個が加わった。

 男子フリースタイル65キロ級で清岡幸大郎(三恵海運)が優勝。幼なじみで今大会の女子57キロ級で金メダルの桜井つぐみに続いた。女子76キロ級決勝を鏡優翔(ゆうか、サントリー)が制した。最重量級で日本女子初の快挙。これまでの日本勢の最高位は2004年アテネ五輪、08年北京五輪の浜口京子の銅メダルだった。

 陸上の最終種目の女子マラソンでは初出場の鈴木優花(第一生命グループ)が2時間24分2秒の自己ベストで6位入賞を果たした。鈴木は約14キロ、約28キロ、約32キロで先頭集団から遅れたが、その度に先頭集団に追いつく粘りを見せた。優勝は世界記録保持者のティグスト・アセファ(エチオピア)にラストスパートで競り勝ったシファン・ハッサン(オランダ)。今大会で5000メートルと1万メートルで銅メダルを獲得した「超人」が2時間22分55秒の五輪新記録を樹立した。

 自転車の男子ケイリンは決勝で中野慎詞(日本競輪選手会)がレース中に落車。ゴールできずに4位だった。日本発祥の種目で北京五輪銅メダルの永井清史以来、決勝に進んだが、日本勢2人目の表彰台には一歩届かなかった。太田海也(日本競輪選手会)は準決勝で2度目の警告を受け、失格となった。

 女子オムニアムで21年東京五輪で銀メダルの梶原悠未(TEAM Yumi)は17位、2大会連続の表彰台には届かなかった。

 最終日の金2個で日本は前日までの4位からオーストラリアを抜き3位で終えた。メダルの内訳は金20、銀12、同13の合計45個。“ホーム開催”だった前回東京五輪も3位。“アウェー五輪”で、同じトップ3をキープし、開催国フランスも上回った。金20個の大台は海外五輪では初めてで、合計45個も海外五輪最多。記録ずくめとなった。日本勢は競技初日から16日間すべてでメダルを獲得した。

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