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終了待たずして選手“帰宅ラッシュ” 3時間以上で日付超え パリ五輪閉会式

スポーツ報知 2024年8月12日 7時14分

◆パリ五輪 最終日(11日)

 7月26日に開幕したパリ五輪は11日、全日程が終了し、パリ郊外サンドニのフランス競技場で閉会式が行われた。

 最初は競泳男子で4冠を達成したフランス出身のレオン・マルシャンが聖火を競技場に運び、式がスタート。満員の会場がどっと湧き上がり、大歓声が響き渡った。

 オーケストラの演奏とともに、各国の旗手が入場。日本は、陸上やり投げ女子金メダルの北口榛花(JAL)と、開会式でも旗手を務めたブレイキン男子の半井重幸(ダンサー名・SHIGEKIX)が務め、2人で日本国旗を手に持ち笑顔で姿を見せた。その後、日本選手団も入場した。

 最後はパリから4年後の開催地・ロサンゼルスへのバトンタッチのセレモニーが行われ、開始から2時間40分が経過し、俳優「トム・クルーズ」がついに登場。スタジアム屋根から地上に舞い降り、米国代表選手とハイタッチ。五輪マークの旗をつけたバイクで場内を走った。

 その後は映像がロスへと移り、ビリー・アイリッシュ、スヌープ・ドッグ、レッド・ホット・チリ・ペッパーズなどがライブする様子が映像で流れた。

 終了すると、フランス競技場に再びマルシャンが登場。ステージ上でIOC(国際オリンピック委員会)のバッハ会場や、柔道男子で2冠のリネール(フランス)らとともに、聖火の火を消した。

 閉会式は3時間を超え、予定より20分以上押し、日付も超えた。参加した選手は終了を待たずして“帰宅ラッシュ”となっていた。

 17日間の日程で、日本は海外五輪では史上最多の45個のメダルを獲得。金は20個、銀12個、銅13個だった。

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