Infoseek 楽天

輪島功一さんの孫・磯谷大心が前日計量パス 「水戸黄門」の格さんこと伊吹吾郎の孫・伊吹遼平とスパーリングで調整

スポーツ報知 2024年8月12日 15時55分

◆プロボクシング ▽ウエルター級(66・6キロ以下)8回戦 西川宏次郎―磯谷大心(13日、東京・後楽園ホール)

 元WBA、WBC世界スーパーウエルター級王者・輪島功一さんの孫、磯谷大心(輪島功一スポーツ)が12日、都内の日本ボクシングコミッションでノンタイトル8回戦の前日計量を行った。A級昇格後、初の試合に向け66・6キロとリミットジャストで1発パスした。対戦する西川宏次郎(横田スポーツ)も66・5キロでパスした。

 磯谷は、減量は「余裕でした」と笑顔。試合に向けて8日には伊吹遼平(三迫)とスパーリングを行ったという。伊吹は人気時代劇「水戸黄門」の格さん役などで知られる伊吹吾郎の孫。

 本来は三迫ジムに出稽古にくる予定だった日本ウエルター級4位のセムジュ・デビッド(ウガンダ/中日)とスパーリング予定だったが、宮崎県を震源とする地震の影響で新幹線がストップ。ジムに来られなくなったため、急きょ、ミドル級(72・5キロ以下)の伊吹とスパーリングを行った。「パワーがすごかった」と2階級上のパンチを受けて、ファイターである西川を想定することができた。

 磯谷は4月の試合で、22年東日本新人王決勝で4回TKO負けを喫した松野晃汰(神奈川渥美)に3―0の判定勝ちし、A級昇格を決めた。祖父の輪島さんが最前列で見守る中、相手に2回、4回と2度のダウンを奪った。連勝で迎える今回の試合に向け「ランカーに近づくためにはKOでいい勝ち方したい」と日本ランカー入りへ勝利を宣言した。

 一方、西川は現在、連敗中。22年11月に向後大寿(上滝)に3―0で判定勝ちして以来となる白星、A級初勝利を目指す。

 戦績は36歳の西川が6勝(2KO)6敗1分け、23歳の磯谷が6勝(5KO)3敗。

この記事の関連ニュース